問題解決事例
ドライ潤滑コーティングドライサーフェス
「金属とゴムの可動部で異音が発生して困る」~自動車部品にて、金属とゴム部が摩擦する事による音鳴りを防止する~

ノンコート若しくはグリス塗布にて対応しているが、根本対策としては不十分であった。コーティングを使用しているものもあるが、材質によっては追従性の確保が問題となっている。

ゴム用コーティングを行う事により、幅広い領域で低摩擦を確保。音鳴りを解消できた。グリス塗布ムラの問題も無く、ゴムに対しても追従性を確保できるコーティング品番の選定を行っている。
問題解決のポイント
異音、音鳴り等はスティックスリップ現象による不連続な摩擦形態を起因としています。通常は安定化の目的でグリスを使用する場合が多いのですが、塗布設備の問題、塗布方法によっては定量化が困難で、ムラが発生する場合もあります。ゴム用コーティングを採用する事で、ゴム表面自体の改質が可能であり、恒久的な対策として非常に有効なコーティング技術です。