問題解決事例
ドライ潤滑コーティングドライサーフェス
「800℃の環境下でステンレスの焼き付きを防止したい」~排気系管に組みつけられるボルトの焼き付き防止対策・環境は800℃近辺と高い。使用後に取り外しを行う可能性がある

耐熱グリスを使用しているが、高温領域では発煙の可能性もある。また、長年使用した後の脱着に支障をきたす場合がある。

耐熱・耐磨耗コーティングを行う事により、組み付け時には低トルクを維持し、高温環境にて使用経年時にも焼き付きが防止され、信頼性が向上した。
問題解決のポイント
高温環境でのあらゆる部品にはその高温ゆえのあらゆる問題が発生します。高温度下では常温環境下よりも摩擦磨耗条件はより厳しくなり、その進行も急速となります。耐熱・耐磨耗コーティングではその環境下でも部品を保護し、固体潤滑剤の働きで焼き付き、カジリを長期にわたり防止する事が可能で信頼性の向上に大きく貢献します。