ドライ潤滑コーティングドライサーフェス
特殊用途向け
「粘着フィルムの切断で刃物に引っ付いてしまう。切れ味も維持したい。」~粘着フィルム切断時に、カッターに粘着フィルムがついてしまう。カッターの切れ味を確保しつつ非粘着の処理が必要~

ノンコート品を使用しているが、定期的に粘着物を除去する必要があり、生産性が非常に悪い。

CE100C-MTを処理し、粘着物が付きにくくなり、メンテナンス及び交換頻度が少なくなった。
膜厚も2μm程度と薄膜で切れ味を維持できる。
問題解決のポイント
粘着物がつきにくくする為には、代表的にテフロンコーティングが多く使用されていますが、テフロンコーティングの膜厚は20μm程度ですので、刃物の場合、引っ付きはなくなりますが、切れ味が落ちて違う問題が発生する可能性があります。
また、一般にテフロンコーティングの処理温度は400℃近辺であり、刃物自体が硬度低下を起こす事もあります。